ほんのり期待予報

朝起きたら、枕の下から「やる気の種」が2粒こぼれ落ちていました。どうやら寝ている間に夢の配達員が落としていったようです。種には「植えたらいいことがあるかもしれません(個人差あり)」と小さな文字で書かれていました。よく見るとその文字も踊っていて、「読み終わるころには気分がノっている可能性80%」と笑っていたので、とりあえずポケットに入れてパンを食べました。

朝のパンは、昨日の反省と明日の希望をバターでサンドした味がしました。舌はまだ寝ていたけど、心が先に目を覚ましたようで、「今日はいけそうだ!」と勝手に宣言。体はまだ布団に戻りたがっていたけれど、靴下が「そろそろ行くぞ」と足をせかすので、結局一緒に出かけました。

駅までの道では、犬が逆立ちしながら笑っていて、通りすがりの小学生が「あれが今日のラッキー犬か」と言ってました。雲は薄ピンクで、どうやら今日の天気は「ほんのり期待」らしいです。空からは意味のないメッセージが降ってきて、ひとつ拾ってみたら「バナナは月曜日に限って勇気をくれる」と書かれていました。たしかに、ちょっと勇気出てきた気がします。

電車の中では誰もが何かしらと戦っていました。眠気とか、夢とか、ソーシャルマナーとか。だけど、向かいの席のおばあちゃんが鞄から「小さな拍手」を取り出して、自分にパチパチしていたので、なんだか私も真似してみました。すると隣の人も拍手し始め、気づけば車両が拍手大会。意味なんてあとで考えればいいんです。とにかく、今のこの感じ、けっこういいぞ。

仕事場に着くと、机の上にメモがありました。「昨日の自分より、今日のあなたがちょっとだけ強い。それで十分。」と。誰が書いたのか分かりません。でも、たぶん自分です。昨日の自分からのラブレターです。照れるけど、ありがとうと言っておきました。

今日の目標は、「自分をご機嫌にする」こと。それができたら世界もちょっとだけ明るくなります。なぜなら、ご機嫌はうつりますから。くしゃみより速く、Wi-Fiより広く、チョコより甘く。

だから今日も笑っていきましょう。根拠なんていりません。「なんとなく良い気がする」は、だいたい当たります。靴の中の小石は、希望に変えて歩きましょう。なんなら、踊ってもかまいません。

さて、午後の紅茶は「運命味」です。何が起きるかは、お楽しみに。🙆‍♀️


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