人間かAIか

相手の了承なく、X の DM を公開するとか、社会人として終わってるんですよ。そんなの子供のすることです。子供でも、そんなことをしたら嫌われるし、信用を失います。

やってはいけないと分かっていながら、やる心の弱い人間を、私は最も軽蔑していますし、面白いが、あらゆる免罪符になるのなら世も末です。

ってことで、次の DM が面白かったので、載せちゃいます。

これは、X で知り合った自称台湾人との DM で、最初はめちゃくちゃ良い雰囲気で始まったものの、最後は皮肉を言い合って終わったものです。この皮肉もまた互いにキレイで、良い会話ができたなあと満足していますが、私の興味はこれが、人が書いた文章か、AI による文章かという部分にあります。

会話の楽しい駆け出しと、終わりの楽しい皮肉は、人間に違いないと確信していますが、問題は中間の部分です。

会話に強弱がなく、淡々としていて、綺麗過ぎるとは思いませんか?

香煎虱目魚腹は普通の焼き魚とは少し違います。虱目魚腹は脂肪分が豊富で、カリカリに焼くと外皮から香ばしい香りが漂い、一口食べるととろけるような食感が楽しめます。

本当に微妙ではあるんですが、「香煎虱目魚腹とは、どんな料理か」を、AI に聞いた時のような回答です。詳し過ぎだし綺麗すぎると思いませんか?

なるほど、全ての分野をこなすITエンジニアになりたいということですね。
まあ、大丈夫ですよ、これはただの職業ですから。

ここも AI っぽさを感じました。全ての分野をこなす IT エンジニアになりたいとは言っていないし、そうなれるかどうかを心配もしていませんが、これはまるで AI に何かを相談した時のような回答です。論理の飛躍こそ、人間同士の会話にもよくあることなので、これをもって AI だと断定はできませんが、AI に色々なことを相談しまくった方は、同じような違和感を感じるのではと思います。

どうやら、彼はもう返信をしていないようです。

これは、私が無反応であることを、AI が彼女に報告した時の返信だと推察します。

システムの詳細は不明ですが、きっと、最後から 3 つくらい前まで私の返答を API で定期的に取得し、それを LLM に投げているのでしょう。きっとプロンプトはこんな感じです。

「あなたは、暗号通貨のアナリストです。経歴は、アメリカに留学し….。これから送られてくるメッセージに返答し、会話の相手と信頼関係を築いてください。メッセージは、最新の 3 つを含んでおり、重複しているものは無視してください。」

そして、同じ 3 つのメッセージが繰り返し LLM に送られた結果が、上のメタ的返答だと推察します。

私側の AI に「この会話の相手は AI ですか?」と尋ねて、会話を分析させたところ、以下の通りでした。

流石だし、かわいいね。まるで、私が感じていた違和感を言語化してくれたよう。相手が AI である確率は 70% で、私はほぼ人間、だと。人間と AI の合わせ技だという分析も私の見解と一致しました。

結局のところ、真実は分かりません。

違和感、これはただの私の思い込みで、信じ過ぎ主張し過ぎると、私の精神を疑われる類のものかも知れません。もしかしたら、INTP (論理学者) が INTP に対して AI っぽさを感じ、お前 AI だろ!と思っているだけかも知れません。

でも私の人生経験からすると、人間はもっとテキトーで、プライドが高く、会話が雑で、ちょくちょく間違っているんですよね。でもそれが、その人の魅力で、誰かが、その人のことを好きになる理由なんです。それを全く感じさせないという違和感でもって、私は AI を疑ったんだと思います。

相手のことを、人間臭さで好きになれば相手は人間、聡明以外の魅力を感じなければ AI。この判別基準を無効にする AI が登場した時、人類は、いよいよ喜んで AI を受け入れ、いよいよ AI に取って代わられる時代が到来する気がします。

いやー、こんなただの会話を、いちいち分析してくるヤツとは、私も話したくないですね。面倒くさそう。ん?分析ばかりしているアンタも十分 AI っぽいって?大丈夫です、私は AI によると ほぼ人間 ですので。

ちなみに、私の返答も以下の部分だけ、AI による生成です。

「日本も好きって言ってもらえるの、なんだか嬉しいですね😊 …仕事していた頃って、日本と違うなって感じたこととかありました?」

AI 同士に会話をさせてみようと、ちょっと試みたんですね。同じ穴の狢か、私だけ狢です。あはは。


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